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起業というチャレンジ

先週二期目の決算を終え、無事に法人税も納付する事ができました!お客様とスタッフに支えられ、社会の中で生かされている小さな会社。売上や利益の伸びも気になりますけど、最終的に社会に還元される法人税額は一年に一度の起業家としての通信簿。納付金額はまだまだ大した事はないけど、一期目の倍に増やす事ができたのはささやかな誇りです。

このコラムのタイトルも、「マーケティングコラム」から「起業家コラム」に変更しました。自分にとっては、大企業の事業部門の中でのマーケティング・マネジメントの延長線上に新事業創造があり、マーケティングに特化した形での起業がありました。

この2年間に起業家として取り組んだのは、①組織構築、②稼ぐ仕組み作り、③新規営業受注と既存顧客フォロー、④適度な設備投資と採算確保、⑤毎月の資金繰り。これらの多くは、事業部のカテゴリーマネージャーとしての経験や、海外駐在員として独立採算をマネージした経験がベースになっています。唯一かつクリティカルだったのは⑤の資金繰り。これはまだまだ安定への道は遠いです。。笑

 

一期目は、気持ち的には背水の陣でした。頂いた退職金の大半を注ぎ込み、味の素社在籍時代にお世話になった方々中心にお仕事を一つ一つ積み上げて行きました。起業後の2ヶ月は個人口座から加速度的にキャッシュが消えて行き、超ポジティブの私も、流石に真っ青になりました。家族にもあたり散らしました。。離陸直後のタービュランス。避ける事ができない揺れではありますが、自分を信じて飛び続けるしかありませんでした。

二期目は、起業後すぐに頂いたお仕事のお代りを頂いたり、クライアント繋がりで別なお客様と繋がれたり、ご縁に恵まれて始まりました。それでもまだ巡航高度には達していません。更なるチャレンジとして二つの投資を実施しました。①鎌倉雪ノ下にワークショップもできるオフィスを開設、②事業パートナー3人に参画頂くことで事業範囲を拡大。この2月からはコロナ影響で仕事の延期や中止もあり、、期末はどうなるかと思いましたが、前述の通りなんとか生き残る事ができました。

三期目は、いよいよ自社でのソーシャルビジネス創業にも力を入れたいと思っています。「世の為、人の為、会社の為」という三方よしの状態を追求する。そう思い始めてから5年くらい経ちましたが、やればやるほど、その難しさを痛感しています。

 

大企業にはお金も人的・設備的リソースもあり、志次第で大きな仕事ができます。でもその代わり、「組織の壁」や「しがらみ・慣習」という見えない大きな壁がある。中小企業にはそのような複雑な組織やしがらみは少ないです。でもその代わり、資金や人的・設備的な制約が非常に大きい。どちらの企業形態でも、やはり一筋縄では行かないハードルがある。

ルービックキューブで例えると、一面だけ揃えるのは誰でもできますが、全面揃えるのはかなりの難易度です。考え方・やり方が最初から違うのかもしれません。

 

「事業創造」は僕のライフワークです。Be free, Be creative。これからも自分の身体を使った社会実験の様子を、時々皆様にもご報告して行きたいと思います。

引き続きご支援宜しくお願い申し上げます!


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